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芦屋大、大阪商大下し3連勝、近畿大が2部優勝

2015年5月25日 9時17分

 2015年度第69回関西学生リーグ戦第3日は24日、大阪・吹田市の関西大学千里山キャンパスボクシング場で行われ、前年優勝の大阪商大と1部に新加入で優勝候補の芦屋大が対戦。芦屋大がフライ、バンタムでリードを広げて6-3で大阪商大を破り、3勝目をあげた。芦屋大はこの日、龍谷大を5-4で破り3勝目をあげた関大と6月7日に全勝対決する。同志社大は関西学院大を7-2で下した。3校で争う2部リーグ戦は、近畿大学が6-1で大阪大に圧勝。2連勝で2部優勝を決め、1部リーグ最下位校との入れ替え戦(6月28日)の出場権を獲得した。

芦屋大が大阪商大に勝利(ボクシングニュース)
ダウンの応酬を制した芦屋大・山内(左)

 大阪商大と芦屋大の一戦は、L・フライで大阪商大、京口紘人(4年)がボディーから顔面ときれいにパンチを打ち分けて、大庭玄(2年)を圧倒、1回TKOで大阪商大が先手を取った。続くフライはリーグ戦初出場の芦屋大・小田切凌平(1年)が長尾朋範(3年)との打ち合いを制して1-1とした。

 バンタムは大商大・片山慈英士(3年)と昨年の国体王者、芦屋大・山内祐季(2年)がこの日一番の強烈な打ち合いを繰り広げた。1回、山内が攻めるところに片山が右ストレートをカウンターであごにヒット、腰から落ちるダウンを奪った。なんとか立ち上がった山内はクリンチで逃れ、2回からは鋭いパンチを浴びせて、ダウンを奪い返すなど主導権を握り、気力で競り勝った。バンタムの中島一輝(3年)は巧みな攻めで押し込んで判定勝ち。

 ライトは大阪商大・田中洸太郎(3年)がパワーで上原大尊(2年)を押さえ込み2-3としたが、ライト中谷夏樹(3年)がサウスポー大内舜也(1年)の切り返しの速さにパンチを集められず、競り負け。これで芦屋大が4-2で勝利に王手をかけ、L・ウェルター平仲信裕(1年)が左の丸橋和真(1年)の攻めに苦しんだものの、地力を発揮して判定勝ちして、勝利を決めた。ウェルターは大阪商大・福森心太(1年)、ミドルは芦屋大・西村祐太(1年)が勝った。

 第4日の6月7日は午前10時半から女子オープン戦、3部校トーナメント準決勝、龍谷大―関西学院大、関西大-芦屋大、大阪商大―同志社大の1部リーグ戦が行われる。入場無料。

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