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原隆二がKOで再起戦飾る 富士市の試合

2015年5月31日 21時50分

 元日本&OPBFミニマム級王者の原隆二(大橋)が31日午後、静岡県富士市のふじさんめっせで行われた試合のメインカード8回戦に登場し、タイのペッチナムチャイ・ソークラウォンを2回KOに沈めた。これは昨年10月に田中恒成(畑中)に敗れて以来の再起戦。

原隆二がKOで再起戦に勝利(ボクシングニュース)
KO勝利の原は世界戦のチャンスをうかがう

 原は初回にスリップ気味のダウンを喫したものの、2回に反撃。左フックのボディー攻めに相手の動きが鈍ると、すかさず同じパンチをこれでもかとばかりに5、6発連打。最後はたまらずペッチナムチャイ、フロアに崩れ落ち、そのまま10カウントされた。

 昨年に続き出身県静岡のリングでKO勝ちを飾った原。最後の試合は前日名古屋で世界王座についた田中恒成戦。宿舎のホテルでは田中の試合をテレビで見ることができなかったというが、当然「意識はしている」という。試合後リング上のインタビューでは「また世界を目指して頑張ります」と地元静岡のファンにアピールした。大橋ジムも、チャンスがくればすぐにも世界挑戦させたいという。

青木はランカーのピーター(下)を初回で沈めた

 この日は8回戦3試合が行われたが、セミのS・ライト級戦では、地元のノーランク青木クリスチャーノ(駿河)が初回の打撃戦で日本同級6位のクウエ・ピーター(KG大和)をKOに沈める殊勲を上げた。もうひとつのライト級8回戦、日本ライト級8位、フィリピン出身の原田門戸(横浜さくら)と中野和也(花形)の一戦は、初回負傷ドローの結果に。偶然のバッティングで原田のみけんが切れおびただしく出血。マーチン主審がドクターチェックを仰いだ上でストップをコールした。

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