30日（現地時間）ウクライナのドネツクで行われたＷＢＡ世界ウェルター級タイトルマッチは、地元の王者ビアチェスラフ・センチェンコ（ウクライナ）が12位のチャーリー・ナバーロ（ベネズエラ）の挑戦を３－０判定で破り、２度目の王座防衛に成功した。
　センチェンコは昨年10月同地で佐々木基樹（帝拳）の挑戦を判定で撃退して以来これが10ヵ月ぶりの試合とあって、慎重にスタート。接近戦を望むナバーロにプレッシャーをかけられ苦戦したものの、終盤疲れながらも最後の力を振り絞ってナバーロを振り切った。
　スコアは、２人が115－113、残る１人も116－112と接戦だったがセンチェンコの勝ちを支持していた。辛くも王座を死守したセンチェンコは、31勝20ＫＯと不敗記録を維持している。敗者は18勝13ＫＯ４敗。