赤穂亮 WBO世界バンタム級王座決定戦が7日、タイ・ラチャブリ県のラチャブリ体育館で行われ、同級1位の赤穂亮(横浜光)は、元世界王者で同級2位プンルアン・ソーシンユー(タイ)に2回KOで敗れた。タイムは1分8秒。これで日本選手のタイでの世界戦は通算19敗1分となった。
赤穂は右フック、ボディブローを繰り出し、プンルアンがジャブで対抗する立ち上がり。特にどちらが優勢という印象はなかったが、初回からクリンチになるシーンが多く、赤穂はプンルアンのラビットパンチを主審にアピールした。
ここから試合がどう展開していくのかと思われた矢先、意外にもエンディングは2回早々に訪れる。ロープ際で両者の体がもつれ合った際、プンルアンは首相撲の要領で赤穂と体を入れ替えると、ロープを背負った赤穂をすかさず攻撃。右2発を食らった赤穂はロープに体を預けるようにしてキャンバスへ落下。赤穂は立ち上がれず、試合は終わった。
赤穂は2012年大みそかにWBC世界S・フライ級王者・佐藤洋太にチャレンジして以来、2度目となる世界挑戦に失敗。初のKO負けで戦績は26勝18KO2敗2分となった。元世界王者のプンルアンは自身が保持していたベルトを再び巻いた。戦績は51勝35KO3敗。
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