10月17日ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデン（MSG）で防衛戦を予定するWBC世界フライ級王者ローマン“チョコラティート”ゴンサレス（ニカラグア）の挑戦者に元L･フライ級、フライ級王者“ハワイアンパンチ”ブライアン・ビロリア（米）が最有力候補であることがわかった。ESPNドットコムなどが報じた。同日のメインエベントはゲンナジー・ゴロフキンvsデビッド・レミューのミドル級統一戦。

　ゴンサレスのカルロス・ブランドン・マネジャーが明かしたもので、「すべてはビロリアと対戦する方向へ向かっている。ビロリア陣営がオファーを受けてくれることを願う。彼はエクセレントな選手で、ローマンのパフォーマンスを引き立ててくれるだろう」と王者の勝利を確信しつつ、試合締結を望んでいる。

　ビロリア（36勝22KO4敗2無効試合、34歳）は先月25日、かつてゴンサレスに2回KO負けしたオマール・ソト（メキシコ）に初回KO勝ち。現在ランキングはWBC2位、WBO1位を占める。イベントがPPV放映されることから、実力、知名度とも最もゴンサレスの相手に相応しいと思われる。

　対戦候補者には他に、マックウィリアムス・アローヨ（プエルトリコ）、ジョバニ・セグラ（メキシコ）も挙がっている。