10月3日ロサンゼルス近郊カーソンで、ダニー・ガルシア（米）が返上したWBC世界S･ライト級王座をルーカス・マティセー（アルゼンチン）と争うラン1位ビクトル・ポストル（ウクライナ）が21日（日本時間22日）、ワイルドカードジムでメディアにトレーニングを公開した。

　“ザ・アイスマン”ことポストル（27勝11KO無敗）はジムの主フレディ・ローチ・トレーナーとのミット打ちなどスパーリングを除くメニューを披露。好調さをうかがわせ、以下のようなコメントを残した。「私は今回もっともヘビーなパンチを持ったストロングガイ（マティセー）とリングで対面する。そのため、ここワイルドカードでフレディといっしょにいる。フレディと組んでこれが3戦目。彼は私のファイトスタイルを決して変えようとしない。その代わり非常に小さいけど重要な動きといった微調整を施してくれる。彼と私は10月3日いっしょにリングへ向かい、私は勝利を飾ってみせる」

　この日は、同日複数階級王者ウンベルト・ソト（メキシコ）とセミで対戦するアントニオ・オロスコ（米）、世界挑戦歴があるメルシト・ゲスタ（フィリピン）、また元王者ヘナロ・エルナンデスの甥でホープのフリアン“エル・カマロン”ラミレス（米）らも練習を公開。10月3日（会場はスタブハブ・センター）へ向け、意気込みを感じさせた。Photo/GBP