“消えたチャンピオン・カーニバル”で注目カードの一つだったのがフェザー級。日本チャンピオンの佐川遼（三迫＝WBC8位）が関西から1位挑戦者の丸田陽七太（森岡）を迎える一戦は本格派タイプ同士の魅力的なマッチアップだった。

　コロナ禍で4月に予定した丸田戦が流れる中、佐川は「普段よりもボクシングの練習に打ち込むことができました」と語る。

　というのも佐川のもう一つの顔は洋菓子ブランド『コロンバン』の営業マンである。テレワーク主体となり、出勤は週1日になった。通勤も含めた仕事時間が減った分、ボクシングに時間をかけることができたわけだ。

　三迫貴志会長によると、丸田戦の新たなスケジュールは立っておらず、その前に別の相手との選択防衛戦を行う可能性がある。

「ジムはトレーニングがしっかりできる環境をつくってくれていますし、この間、僕は地道に力をつける時期にするつもりです」と佐川。レベルアップを大いに期待したいとことだ。

　佐川のインタビュー全文は15日発売のボクシング･ビート7月号に掲載されています。https://amzn.to/3h9VxHM