今週土曜日13日、ラスベガスのヒルトン・ホテルでチソ・モラレス(比国)と防衛戦を行うWBO世界バンタム級王者フェルナンド“コチュリート”モンティエル(メキシコ)が、10日(現地時間)開催された試合会見の席で、同級WBC王者長谷川穂積(真正)へ挑戦する可能性があることを明かした。
席上モンティエルは、「土曜日のモラレス戦に集中しているが、次の野望も見据えている。それはWBC王者、日本のホズミ・ハセガワとできるだけ早く戦いたいこと」と発言。そして「これはビッグマッチになる。すごいファイトになる。WBCのベルトをぜひ獲得したい」と続けた。
モンティエル(30歳)によると、期日も4月中旬、日本挙行の線で交渉が進行しているという。
モンティエル(39勝29KO2敗2分)は元WBOフライ級、同J・バンタム級王者。J・バンタム級王座は通算8度防衛の安定王者。同バンタム級暫定王者から正規チャンピオンに昇格した。左右スイッチ型のボクサー・パンチャー。