しずちゃんが「悔いはありません」と引退会見
2015年10月20日 0時25分
2015年10月19日 21時15分
WBA女子世界S・フライ級チャンピオンの藤岡奈穂子(竹原&畑山)が19日、後楽園ホールでWBOバンタム級王座決定戦に出場し、WBCアジアS・フライ級王者でOPBF女子S・フライ級1位のユー・ヒージョン(韓国)に3-0判定勝ち。スコアは100-90×2、99-91の大差で、3階級制覇に成功した。
藤岡が初回から実力を発揮した。ジャブでボクシングを組み立てようとするユーを、出入りのスピードで制圧。いきなり強烈な左ボディブローを何度か叩き込み、左フックもうまく使って好スタートを切った。守っては出入りのステップワークに加え、上体のボディワークが効果的だった。ユーは懸命にショートパンチをまとめるものの、グローブは空を切るばかりだ。
優勢の藤岡はラウンドが進むごとに、左フック、右ストレートの命中度を上げ、客席の興味は藤岡のノックアウト勝利に絞られていく。6回、藤岡は右を決めてユーに猛攻を仕掛け、7回以降も期待に応えようとKOを狙った。最終10回は最後の力を振り絞って攻めて出たが、ユーの打たれ強さとファイティングスピリッツは最後まで健在。判定決着となった。
リング上で藤岡は「チャンスがあれば国内、国外を問わずどんどん挑戦していきたい」とさらなるベルトのコレクトをアピール。戦績は14勝6KO1敗となった。世界タイトル初挑戦に失敗のユーは15勝6KO3敗。
◇S・バンタム級10回戦
ジョナタン・バァト(カシミ)[1-1(96-95、95-95、95-96)]丸亀光(竹原&畑山)
ベテランの日本S・バンタム級4位、サウスポーのバァトがアッパーを織り交ぜたコンビネーションで先手を取った。フィジカルとパンチ力で上回る丸亀は、徐々に右の強打をヒットさせバァトを下がらせる場面を作る。中盤は丸亀が右を良く決めてペースを握るかに思われたが、バァトも細かいパンチをヒットさせて譲らない。拮抗した展開は最後まで続きドロー決着となった。バァトは30勝14KO6敗4分。元アマ全日本王者のホープ丸亀は5勝3KO1分。
◇S・バンタム級8回戦
中井雄規(船橋ドラゴン)[3-0(79-73×2、80-72)]大和田寿(厚木ワタナベ)
互いによく手を出し合う試合となったが、運動量で勝る中井が右ストレート、左ボディブローをよく決め、前に出る大和田を徐々に引き離していった。2年3ヶ月ぶりのリングで勝利の中井は7勝2KO4敗2分。大和田は6勝1KO10敗1分。
◇54.0キロ8回戦
上林巨人(竹原&畑山)[3-0(78-74、78-73)]細貝淳(郡山)
日本バンタム級12位の上林が2回にペースアップ。ボディブローから右につなげ、3回も猛攻を仕掛け、一気に試合を決めるかに見えた、しかしここから細貝はたびたび右を決めて反撃。上林は6回に右でダウンを奪うなど、おおむね優勢だったが、熱くなって無駄なパンチをもらうシーンも目立った。4月にジョバニ・エスカネル(比)にプロ初黒星を喫し、再起戦に勝利の上林は8勝4KO1敗1分。細貝は7勝10敗。
◇ミドル級6回戦
清野航(石橋)[TKO1回1分38秒]古川明裕(一力)
2024年12月12日 11時03分
2024年12月12日 10時49分
2024年12月12日 6時44分
2024年12月12日 2時13分
2024年12月11日 18時24分
2024年12月11日 10時31分