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小関vs宮尾あす女子世界統一戦、日本Fe細野は防衛戦

2015年10月21日 16時00分

 WBC女子世界アトム級王者の小関桃(青木)とWBA女子世界L・ミニマム級王者の宮尾綾香(大橋)があす22日、後楽園ホールで激突する。両階級の名前は違うがともにリミットは46.2キロ。試合はWBC・WBA統一戦で、前日計量は小関が46.1キロ、宮尾が46.0キロをマークした。

互いのベルトをかけて戦う宮尾(左)と小関

 21日は日本ボクシングコミッションで計量のほか、記者会見も行われ、赤コーナーとなった宮尾は髪の毛をピンク色に染めて登場した。宮尾は「今回の試合は、ヘタしたら結婚式より大きなイベントだと思う」とした上で「髪を染めて、こういうところから楽しんでもらおうと思った。ピンク(桃)を私の中に引き込む、という意味です」と気合いのピンクヘアーの理由を明かした。

 WBCタイトルを15度防衛している小関はWBAタイトル5度防衛の“後輩王者”宮尾に赤コーナーを譲り、自らは青コーナーからの出陣する。宮尾の髪については「赤コーナーだから赤なのかと思った」と苦笑いしたが、「最初の世界戦をやるときに、これは結婚式だなと思った。もう15回もやって、何回離婚してるんだという話ですけど」と報道陣を笑わせた。

 試合は前に出るサウスポー小関、足を使う宮尾、という構図が予想される。V5王者の宮尾は「ボクシング歴では向こうが大先輩。ちょっとやそっとじゃ勝てないし、守っていたらダメ。挑戦者のつもりで出ていきたい」と小関への“チャレンジ”を強調。V15王者の小関は「これがボクシング人生の集大成。次のことは何も考えていない」とこの統一戦にすべてをかける意気込みだ。

強打の王者細野(左)とアウトボクサー渡邊

 この日のメインイベントは日本フェザー級タイトルマッチで、4度目の防衛戦を迎える王者の細野悟(大橋)、同級3位の渡邉卓也(青木)はともに57.1キロでリミットをクリアした。

 細野は現在、WBA3位、WBC11位、IBF6位、WBO6位と世界4団体でランク入りしており、4度目の世界戦に向けて足場を固めたいところ。渡邉は2012年に天笠尚(山上)に挑戦して敗れて以来2度目のタイトルアタックだ。試合の模様は24日26時45分からフジテレビで放送される(関東ローカル)。

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