元PFPキングのロイ・ジョーンズ（米＝写真）が年内にもロシアで世界挑戦するのでは――というニュースが海外メディアで報じられている。28日にモスクワで行われる会見で詳細が明らかにされるようだが、ジョーンズは12月12日に同地のVTBアイス・パレスでクルーザー級の王座決定戦に出場するのだとか。

　46歳のジョーンズ（62勝45KO8敗）はこれまでミドル、S･ミドル、L･ヘビー、そしてヘビー級の4階級で世界王座を奪取。これだけでもすごいことだが、天才ロイは前人未踏のミドル～ヘビー級5階級制覇を狙っている。その“最後のピース”となるのが唯一獲っていないクルーザー級のベルトというわけ。とうに峠を越していながらコツコツとリングに上がり続け、2011年5月に現WBA王者デニス・レベデフ（ロシア）に10回KO負けしたのを最後に、ただいま8連勝中。今年もすでに3試合をこなし、全KO勝ちと乗っている?　

　なおジョーンズが出場するとされる12月12日は、ほかにアルフォンソ・ブランコ（ベネズエラ）vsディミトリ・チュディノフ（ロシア）のWBAミドル級暫定王座戦、ヘビー級ランカーのアレクサンドル・ウスティノフ（ロシア）の試合なども計画されている。