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セミでWBAフェザー級2位の大沢宏晋が登場

元2階級王者の亀田和毅 8年ぶり大阪で5.5復帰戦 
セミでWBAフェザー級2位の大沢宏晋が登場

2021年3月29日 20時12分

 亀田3兄弟の長男、亀田興毅会長(34)が大阪市西成区に設立したプロボクシングジム、3150(サイコー)ファイトクラブは29日、三兄弟の三男、元世界2階級王者の和毅(29)がメインの初興行を5月5日、大阪市のエディオンアリーナ大阪で開催すると発表した。西日本ボクシング協会長の山下正人・真正ジム会長との共同開催で、和毅が地元の大阪で試合をするのは13年12月にWBO世界バンタム級初防衛戦を行って以来8年ぶり。

会見した真正ジムの山下会長(左)と3150ジムの亀田会長

 会見には山下、亀田両会長が出席。和毅はメインの56.5キロ契約8回戦で三宅寛典(32=ビッグアーム)と対戦すると発表した。三宅は9勝1KO10敗の戦績で格下とみられるが、20年8月、後楽園でアマで活躍したサラブレッドの松本圭佑(大橋)のデビュー戦に出て、4回TKO負けしたものの初回に右ストレートでダウンを奪い、思い切りの良さが持ち味の選手だ。

 山下会長は「コロナ禍の中、海外から選手は呼べず、日本ランカーに対戦を交渉したが、調整が難しいなどの理由で受けてくれなかった。ただ一人、三宅選手だけが大物を倒してビッグになりたいと試合を受けてくれた。気持ちが強い選手と聞いており、いい戦いをしてくれると思う」と説明。亀田会長も「日本ランカーすべてに声をかけたが、警戒されて、決まらなかった」とマッチメークの難しさを実感した様子。

 セミはWBA世界フェザー級2位の大沢宏晋(オール)が高須賀千春(フォーラムS)相手に1年7ヶ月ぶりにリングに上る。また、3150ジムから今月のプロテストで合格した佐々木る玖(S・ライト級)、船橋真道(ライト級)、文能駿祐(フェザー級)の3人がそろってデビューする。またタイで活躍したフェザー級、山口楽人(19=陽光アダチ)が国内デビュー戦を果たす。

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