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村田諒太3-0判定勝ち、ラスベガスデビュー飾る

2015年11月8日 14時27分

 ロンドン五輪ミドル級金メダリストからプロ転向したWBCミドル級5位の村田諒太(帝拳=写真)が8戦目で実現した本場ラスベガスデビューはほろ苦いものとなった。7日(日本時間8日)ラスベガスのトーマス&マックセンターに登場した村田は、ガナー・ジャクソン(ニュージランド)に10回戦で3-0判定勝ちを収めた。

大差判定勝ちにも村田(右)は反省のコメント

 2回から積極的に仕掛けた村田が3回、右ボディーなどで明白にペースを掌握。4回にも右を決めるとジャクソンの顔面が赤くなる。その後も押し気味に進める村田だが、ジャクソンは打たれると巧妙なクリンチで対応。村田に決定打を許さない。ジャクソンもパンチをリターンし、村田の目尻にはアザができていた。スコアカードは99-91、98-91、97-93で村田が勝利コールを受けた。

 この勝利で8勝5KOとなった村田だが、相手が低い体勢で対処したことを聞かれると「いつまでも、いい経験になったとは言っていられない。自分自身のボクシングが弱かった。もっと練習しなければならない」と反省の弁。ファンが期待したスペクタクルなシーンがつくれなかったことを悔しがった。Photo/SUMIO YAMADA

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