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2015年11月14日 18時54分
2015年11月14日 18時41分
WBC世界S・フェザー級チャンピオンの三浦隆司(帝拳)が14日、都内のジムで渡米前のトレーニングを打ち上げた。三浦は21日(日本時間22日)米ラスベガスのマンダレイベイで指名挑戦者フランシスコ・バルガス(メキシコ)を迎えて5度目の防衛戦を行う。
14日の深夜便でアメリカに旅立つ三浦は既にマスボクシングを入れて過去最多となる165ラウンドのスパーリングを消化。この日も渡米直前とは思えないほど負荷の高い練習をこなした。3ラウンドのスパーリングも軽く流すのではなく、ときに激しく打ち合い、ミット打ち、サンドバッグ打ちも通常通りこなした。トータルで2時間半を超える練習を終えた三浦は「まだ動けてますね。調子はいい。戦闘態勢と言うか、戦う気持ちになってきています」と心境を語った。
ラスベガスの興行は、世界が注目するスター対決、王者ミゲール・コット(プエルトリコ)と挑戦者サウル“カネロ”アルバレス(メキシコ)のWBC世界ミドル級タイトルマッチがメインで、三浦の試合はセミに抜擢されている。世界にその名を知らしめる絶好の舞台に上がる三浦は「リングに上がることが目標じゃない。イベントが大きいとかは関係なく、目の前の相手をぶっ倒してきたい」と力強く宣言。言葉通りのファイトを演じれば、大きな飛躍が待っているだろう。
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