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嘉陽王座追われる 新鋭宮崎が殊勲

2009年10月12日 22時08分

 清田戦とダブルメインとして行われた日本L・フライ級タイトルマッチで波乱――チャンピオン嘉陽宗嗣(白井・具志堅S)が6位宮崎亮(井岡)に王座を奪われた。宮崎が最終10回1分13秒負傷判定勝ちしたもの。
 試合は挑戦者宮崎が右をうまくヒットしてリード。嘉陽もボディー連打で挽回を試みるが、宮崎のフットワークとスウェー、クリンチにさえぎられてしまう。宮崎優位で迎えた最終10回、バッティングで嘉陽は右マブタをカットし、この傷が続行不可能とされて試合はストップ。スコアは97-94、98-94、99-94で宮崎が支持された。
 井岡ジムは創設8年目で初のチャンピオン誕生。宮崎は10勝5KO無敗2分。
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