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WBOミドル級王座交代、サンダースがリーを2度倒す

2015年12月20日 10時55分

 19日(日本時間20日)英マンチェスターのマンチェスター・アリーナで行われたWBO世界ミドル級タイトルマッチは、指名挑戦者として挑んだビリー・ジョー・サンダース(英)が王者アンディ・リー(アイルランド)に2-0判定勝利。公式スコアカードは113-113、114-112、115-111でサンダースを支持した。

王者リーを攻め込むサンダース(右)

 サウスポー同士。初回、右フックを巧打したサンダースは3回にビッグチャンスを迎える。右強打でリーを倒すと、左ストレートでダウンを追加。ラウンド終了前には両者がキャンバスにグローブをタッチするスリリングな展開となる。ピンチを脱したリーはジャブで立て直すが5回、挑戦者は左を決めて攻勢。中盤も挑戦者がスピードを利してコントロール。それでも何度か逆転KO劇を演じているリーはパワーパンチを振るって肉迫。拮抗したラウンドが続いた。最終回、懸命にリーがチャージして終了。

 北京オリンピック代表からプロで頂点に立ったサンダースは23勝12KO無敗。同五輪で金メダルを獲得したジェームズ・デゲール(英=IBF世界S・ミドル級王者)に続く世界奪取。初防衛に失敗したリーは34勝24KO3敗1分。

 ミドル級はWBAスーパー王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)が10月にIBF王者デビッド・レミュー(カナダ)を下して王座を吸収。11月にはサウス“カネロ”アルバレス(メキシコ)がミゲール・コット(プエルトリコ)からWBC王座を奪うなど、動きが慌ただしくなっている。Photo/SUMIO YAMADA

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