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アルグメドが公開練習、打倒高山勝成に秘策あり

2015年12月28日 19時30分

 IBF世界ミニマム級タイトルマッチ(31日、エディオンアリーナ大阪)で王者、高山勝成(32=仲里)に挑戦する同級8位、ホセ・アルグメド(27=メキシコ)が28日、大阪市大正区の仲里ジムで練習を公開した。世界初挑戦で、しかも初の海外での試合とあって緊張した面持ちのアルグメドだったが、ウエアを脱ぐと、最軽量級には見えない筋肉質の上半身を披露(写真)。「減量もあと1キロで問題はない。最高のコンディションだ」と語った。

 15勝9KO3敗1分のレコードのアルグメドはメキシコの山間部の農家に生まれ、12人きょうだいの12番目。アマで90戦のキャリアがあり、敗れたのはメキシコ大会決勝の1敗だけだという。1年前にローラさん(26)と結婚、子どもはまだいないそうだ。通常の挑戦者より早く、21日に大阪入り。「この試合が決まってから3ヶ月間、メキシコでしっかりトレーニングを積んできた。気温もあまり変わらないし、日本の環境に慣れるようコンディションを整えることに専念している」。

 前メキシコのミニマム級王者で2度防衛しており、これまでバンタム級でも2度戦うなど、4階級で試合しており、かなり打たれ強そうだ。今回は高山が苦手とするサウスポースタイルにチェンジして戦うようで、「高山王者は連打があり、動きが速いが、メキシコで積んだ練習通りの動きができれば大丈夫。KOで勝ってベルトを持って帰りたい。大みそかにすばらしい舞台で、すばらしい試合をして、もう一度日本に来たいと思っている」と強気の発言。

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