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チュディノフが防衛1度でWBAスーパー王者に昇格

2016年1月6日 15時20分

 WBAの選手権委員会は5日、S・ミドル級レギュラー王者のフェドール・チュディノフ(ロシア)をスーパー王者に昇格させると発表した。これにより、暫定王者ビンセント・フィーゲンバッツ(独)が1月9日、ドイツで行うジョバンニ・デ・カロリス(伊)との暫定王座防衛戦は正規王座戦に格上げされる。

 WBAは昨年10月、チュディノフに対して同級3位フェリックス・シュトゥルム(独)との再戦と、その勝者(引き分けの場合はチュディノフ)が暫定王者フィーゲンバッツと対戦するよう指令していた。その後、チュディノフとシュトゥルムの再戦が2月20日に決定。フィーゲンバッツがさらに待たされる形となったため、WBAは前スーパー王者アンドレ・ウォード(米)の王座返上にも乗じて、チュディノフをスーパー王者に昇格させて事態を収拾した形だ。チュディノフは14年に暫定王座を獲得し、昨年5月シュトゥルムとの正規王座決定戦に競り勝ち9月に初防衛を成功させたばかり。

 これに伴い、WBAはあらためてチュディノフとシュトゥルムの勝者に対し、5月20日までにフィーゲンバッツと対戦するよう指令。交渉がまとまらない場合は入札を行うとした。20歳のフィーゲンバッツは世界王者になると、WBCを訴えて有名になったグラシアノ・ロッシジャーニの24歳を上回り、同国の世界王座獲得最年少記録を塗り替えるとのこと。

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