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加藤善孝が9回負傷判定負け、ヨルダンに及ばず

2016年2月6日 1時11分

 前日本・OPBFライト級王者の加藤善孝(角海老宝石=写真)が5日、インドネシアの首都ジャカルタのバライサルビニ・コンベンションホールのリングに登場。地元のWBO世界同級7位ダウド・ヨルダンとの対戦は、0-3の9回負傷判定負けに終わった。スコアは84-87、84-88、83-88、ヨルダンはWBOアジア・パシフィック王座の防衛に成功。

 日本タイトルを返上して世界を目指す加藤が初の海外リング。加藤は緊張を感じさせず、立ち上がりからジャブを決め、右ストレートにつなげていった。ダウドは2回からボディ攻撃にアッパーも交え、下から加藤を崩しにかかった。

 ヨルダンはスピードこそ感じられないものの、がっちりした体格から繰り出すパンチは重そうだ。4回に攻勢を強めて、左フック、左ボディブローを決めて加藤を下がらせるが、加藤も6回に右フックを立て続けにヒットするなど、互いに譲らず試合は進んだ。

 両者ともよく手を出しているものの決定打が出なかった。迎えた9回、加藤が頭を下げてボディ攻撃に出たところで、偶然のバッティングが発生し、ダウドが左目上部をカット。ドクターチェックをへて、主審が試合を終わらせた。ヨルダンは35勝24KO3敗1無効試合。加藤は29勝9KO7敗1分。

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