ガルシア陥落、マロニーがIBF・S・フライ級王者に

6日、愛知県国際展示場ホールA(Aichi Sky Expo=愛知県常滑市)で開催された「3150FIGHT 10」。ダブル世界タイトルマッチの第1試合、IBF世界S・フライ級タイトルマッチ12回戦は、元WBA王者で3位のアンドリュー・マロニー(豪)が、王者ウィリバルド・ガルシア(メキシコ)に115-113、114-114、115-113の2-0判定で勝利。王座返り咲きに成功した。ガルシアは初防衛に失敗した。

マロニー㊨がガルシアのベルトを奪う

いつも通り、のしのしと近づいて左右フックを叩きつけるガルシアに、マロニーはステップバック&ブロックからのストレートリターンで対抗。しかし2回、バッティングでマロニーが左目上をカットすると、ガルシアが一気にプレスを強めて連打。マロニーはショートのボディーカウンター、ガルシアも大胆な右アッパーを見せておきながら左ボディーを叩きつける展開に。だが、出血を気にするマロニーが、ジリ貧になっていく様相が漂い始めた。

だが、5回、マロニーがしっかりと距離をとってガルシアを空転させるボクシングに切り替えると、展開はゆるやかに傾き始める。マロニーが左右のショートストレートを上下にヒットしてペースを手繰り寄せると、左ボディーもカウンターで合わせてガルシアの勢いを徐々に削いでいく。

中盤を握ったマロニーに対し、ガルシアは9回に入ると左構えにスイッチして前進。序盤に見せた迫力ある連打でマロニーに迫る。マロニーも左ボディーカウンターを丹念に狙い、要所でヒット。ガルシアの圧倒的手数も印象的だった。

マロニー(35歳)は29勝18KO4敗1無効試合。ガルシア(36歳)は23勝13KO7敗2分1無効試合。

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