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和氣慎吾“世界前哨戦” インドネシア王者に快勝

2016年2月17日 21時12分

 IBF世界S・バンタム級1位の和氣慎吾(古口)が17日、後楽園ホールでインドネシア同級ワルド・サブと対戦し、5回1分25秒KO勝ちした。

「力んでしまった」というものの快勝の和氣(右)

 体格で上回る和氣が初回からジャブを突きながら左を狙っていった。サブは下がりながらも、突然力強く右を振りおろし、勝利への意欲を見せる。しかし、和氣は2回に入ると打ち終わりに左を合わせ始め、3回には左ストレート、ボディショットを浴びせてフィニッシュ目前。4回は粘られたが、5回にコーナーで連打を見舞うと、立っているサブに対し、主審がダウンを宣告。再開後、再びダウンを宣告されたところでタオルが投入された。

 この日は、俳優で画家の片岡鶴太郎さん、元WBA世界S・フライ級王者の鬼塚勝也さんがセコンドに入り、古口哲会長と22年ぶりにチームを組んだ。世界挑戦までチームの後押しを受ける和氣は「何度も世界前哨戦をしてすいません。次は必ず世界チャンピオンになる姿を見せます」とファンにアピール。鶴太郎さんは「私がセコンドについたからは世界チャンピオンなってもらわないと困る!」とエールを送った。和氣は20勝12KO4敗2分。最後まで倒れなかったサブは7勝2KO3敗。

左から古口会長、和氣、鶴太郎さん、鬼塚さん

 和氣がターゲットにするIBF王者カール・フランプトンは今月27日、WBA王者スコット・クイッグと英国で統一戦を行う。この勝者に対し、WBAは休養王者ギジェルモ・リゴンドウ(キューバ)との対戦を、IBFは和氣戦を、それぞれ義務付けている。別々の指令が出ている状況で、和氣の世界挑戦は27日の結果を受けて調整が具体化しそうだ。

◇54.0キロ8回戦
木村隼人(ワタナベ)[3-0(77-76、78-75×2)]白石豊土(協栄)
 日本S・フライ級3位の白石と同10位の木村の一戦。序盤は白石がパンチをまとめて攻勢をアピールしたが、長身でスピードに勝る木村が徐々に出入りのボクシングを機能させていった。ともに決定打は出ないまま終了のゴング。日本タイトル挑戦失敗後、連勝の木村は20勝12KO5敗。白石は25勝12KO9敗3分。

逆転KO勝ちで存在感をアピールした長嶺(右)

◇S・フライ級8回戦
長嶺克則(マナベ)[KO3回40秒]山下賢哉(古口)
 2014年全日本新人王の山下と、12年全日本新人王の長嶺が激突。試合はスタートから白熱した。日本フライ級9位の山下がアグレッシブに攻め、ラウンド中盤に右クロスを決めて長嶺がダウン。山下はダウン後の加撃で減点1を取られた。2回も山下が攻めたが、ラウンド途中から長嶺が反撃。右アッパーとストレートで山下に迫った。迎えた3回、長嶺は右アッパー、右フックをクリーンヒット。ダメージを受けた山下にさらに右を振り下ろすと、山下が前のめりにバッタリ。カウント中にタオルが投入された。長嶺は昨年3月、現日本L・フライ級王者の拳四朗(BMB)に敗れて以来の試合で勝利。戦績を11勝7KO1敗とした。敗れた山下は8勝5KO2敗。

◇63.0キロ8回戦
松山和樹(山上)[TKO5回終了]森定哲也(鈴鹿ニイミ)
 サウスポーの森定が積極的な立ち上がりを見せたが、日本S・ライト級7位の松山は徐々に右のタイミングを合わせて、森定にパンチを打ち込んでいった。ダメージを蓄積した森定陣営が5回終了のインターバルで棄権を申し出た。松山は土屋修平(角海老宝石)に初回KO負けの悪夢から再起成功。戦績は13勝7KO6敗。森定は6勝6KO5敗。

◇S・バンタム級8回戦
田村亮一(古口)[KO3回2分52秒]岡畑良治(セレス)
 日本S・バンタム級10位の田村が初回からサウスポーの岡畑に襲い掛かった。岡畑は左をヒットして対抗するが、田村は荒っぽい攻めで右ストレートと左ボディフックを叩き込み、岡畑を追い込んでいく。攻め続ける田村は3回、右を決めて岡畑をキャンバスへ。即タオルが投入された。田村は6勝3KO2敗1分。岡畑は9勝1KO12敗5分。

◇ライト級8回戦
野口将志(船橋ドラゴン)[2-1(77-75、78-75、76-77)]山田智也(協栄)
 野口はスタートからスイッチを繰り返す変則的な動きで日本ライト級6位の山田をかく乱。初回に左アッパーから左フックを叩き込み、山田をキャンバスに送った。その後も野口は左ボディブロー、左アッパーをよく決めて優勢をキープ。山田の懸命の追い上げにも屈しなかった。野口は9勝4KO5敗1分。山田は13勝4KO7敗。

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