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IBF指名挑戦者の和氣慎吾「スタンバイできている」

2016年4月9日 14時24分

 IBF世界S・バンタム級王座への指名挑戦権を持ち、IBFから王者カール・フランプトン(英)との対戦をオーダーされている和氣慎吾(古口)が9日、千葉県市川市にオープンするグワップ協栄ジムのジム開きに出席した。

世界挑戦について語る和氣(左)と金平会長

 和氣をプロモートする協栄ジムの金平桂一郎会長によると、IBFはフランプトンに対し5月28日までに和氣と対戦するよう指令し、4月28日を期限に両陣営で対戦交渉をまとめるようオーダー。交渉がまとまられなければ、入札を行うとした。

 しかし、日本側の呼びかけにフランプトン側はまったく応じず、話は進まないまま。2月にWBA王者スコット・クイッグ(英)との統一戦を制したフランプトンは、レオ・サンタクルス(メキシコ=米)への挑戦など、より注目度の高い試合を実現させようとしているのだ。金平会長は「おそらくフランプトンは王座を返上すると思うが、はっきりしたことはわからない。IBFに対してさらに催促をしてきたい」と相変わらず困惑している。

 このモヤモヤとした状況にあって和氣は「自分の中では1ヵ月後に試合が決まってもいいようにスタンバイしている。減量も、トレーニングも日頃から気をつけている」と語り、しっかり平常心を保っている様子。いかなる状況にも対応し、世界王座を獲得する決意だ。

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