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太尊康輝がWBCユースタイトル獲得

2016年4月18日 0時52分

 六島ジムの第5回610ヤングフェスティバルは17日、大阪市住吉区民センターで行われ、メインのWBCユース・ミドル級王座決定10回戦は、OPBF同級10位、日本同級6位の太尊康輝(23=六島)がタイ同級3位ペットスリヤー・シンワンチャー(23=タイ)を1回KOで下して、タイトルを獲得した。

太尊は早々に強打を爆発させユース王座獲得

 セミで登場のIBF世界S・フェザー級9位、仲村正男(渥美)はタイ人選手を一撃で倒し、OPBFバンタム級1位、マーク・ジョン・ヤップ(六島)は日本S・フライ級11位、久高寛之(仲里)とのダイレクトリマッチを制した。大阪市立大学の大学院生で昨年度の全日本フライ級新人王・坂本真宏(六島)はベテランの油田京士(エディタウンゼント)との打撃戦に競り勝った。

◇WBCユース・ミドル級王座決定10回戦
太尊康輝(六島)[KO1回2分50秒]ペットスリヤー・シンワンチャー(タイ)
 太尊が持ち前の強打を早々と爆発させ、ユース王座に就いた。太尊は昨年11月に日本ミドル級王座に挑戦したが、柴田明雄(ワタナベ)に7回TKO負けを喫して以来の試合。前原太尊・康輝から改名しての再起戦はユースタイトル獲得の絶好の舞台が用意され、練習にも熱が入った。特に鍛えたのが左のショートストレート。1回、ジャブを突きながら距離をつかむと、打ち下ろし気味の左ショートストレートがテンプルをとらえ、ペットスリヤーはロープ際に横転。なんとか立ち上がったが、太尊がここぞとばかりラッシュ。最後は左アッパーを突き上げると、大の字に倒れて試合がストップされた。太尊は10勝10KO2敗1分で、再度日本王座を目指す。

◇61キロ8回戦
仲村正男(渥美)[KO2回1分42秒]サン・サックナロン(タイ)
◇バンタム級10回戦
マーク・ジョン・ヤップ(六島)[3-0(97-95、98-94、97-93)]久高寛之(仲里)
◇フライ級8回戦
坂本真宏(六島)[2-0(76-76、77-75×2)]油田京士(エディタウンゼント)

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