八重樫東が集中モード「メンタルを作り上げる」
2016年5月7日 14時35分
2016年5月7日 11時04分
米ラスベガスのT-モバイル・アリーナで7日(日本時間8日)ゴングとなるWBC世界ミドル級タイトルマッチの前日計量が現地で行われ、王者サウル“カネロ”アルバレス(メキシコ)と挑戦者アミール・カーン(英)はともにキャッチウエートの155ポンド(70.30キロ)でクリアした。
元世界S・ライト級王者でウェルター級を主戦場とするカーン(31勝19KO3敗)が2階級アップでカネロ(46勝32KO1敗1分)に挑戦することで話題の一戦。同時に今回の試合は、勝者がWBAスーパー&IBF王者にしてWBC暫定王者のゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)との対戦をWBCが義務付けていることでも注目され、米メディアは早くも試合後の行方を報じているものが多い。
WBCのマウリシオ・スライマン会長は、カネロがカーンに勝ち、その上でゴロフキンと戦わない場合はタイトルをはく奪するとあらためて明言。カネロ陣営は「勝てばゴロフキンと戦う」と言ってはいるが、ミドル級本来の160ポンドで戦うことを嫌がっているのは確かで、一度まとまらなかったゴロフキンとの試合を実現させるためには、さらにタフな交渉が待っていそうだ。
一方、カーンが番狂わせでカネロに勝利した場合も、ゴロフキンとの指名戦が課せられる。カーンは「私は常にビッグマッチを望んでいる。タイトルを奪えば160ポンドにとどまり、防衛戦をすることも考えている」と発言。さらに「私は155ポンドのチャンピオンになるつもりはない。このタイトルは160ポンドだ」と語り、キャッチウエートにこだわるカネロを暗に批判した。
もっともカーンは本来の147ポンド(ウェルター級)に戻し、2012年に敗れている現WBC同級王者ダニー・ガルシア(米)へのリベンジマッチに臨むという選択肢もあり、こちらのほうが現実的と見られている。
セミのミドル級10回戦に出場する前IBF世界ミドル級王者デビッド・レミュー(カナダ)は160ポンド(72.57)を計測。3月に予定されていた試合を体重超過でキャンセルしたレミューだが、今回は問題はかった。昨年10月、ゴロフキンとの統一戦に敗れて以来のリングとなる。対戦相手のグレン・タピア(米)は159.75ポンド(72.46キロ)。Photos/BoxingScene.com
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