八重樫東が2-1判定勝ち、IBF王座初防衛成功
2016年5月8日 19時28分
2016年5月8日 17時23分
ボクシングフェス5.8ダブル世界タイトルマッチが8日、東京・有明コロシアムで行われ、アンダーカードのOPBF・S・フライ級タイトルマッチは、王者の井上拓真(大橋)が同級5位アフリザル・タンボレシ(インドネシア)に2回1分46秒TKO勝ち。2度目の防衛に成功した。
拓真は初回からジャブ、ワンツーでタンボレシに圧力をかけて早くも主導権を握った。2回、近距離の攻防で左フックを振り抜くとタンボレシがなぎ倒されるようにキャンバスに落下。拓真は立ち上がったインドネシア人に襲い掛かり、右カウンターを決めて2度目のダウン。主審が即ストップした。
WBC4位など4団体でランク入りする拓真は「東洋は2度防衛してあとは世界しかないと思っている。必ず一発で獲れるようにしっかり準備したい」と年内の世界挑戦を希望した。4試合ぶりのKO勝利で戦績は7勝2KO無敗。タンボレシは12勝6KO5敗。Photo/MIKIO NAKAI
◇54.4キロ8回戦
ビクトル・ウリエル・ロペス(メキシコ)[TKO5回1分4秒]松本亮(大橋)
WBOバンタム級2位など4団体ランク入りしている松本はいつも通り初回から好戦的なボクシング。優勢ではあるが、ロペスも勇敢に打ち返し、松本は少なからず被弾した。2回も同じような展開で、よりダメージを蓄積したのは松本だった。3、4回は完全にロペスのペースとなり、松本はアッパー、ジャブを食らって朦朧としている感じ。打ち返してはいたが、5回にロペスのワンツーが決まったところで主審が試合を止めた。松本はプロ18戦目で初黒星。戦績は17勝15KO1敗となった。気持ちを前面に出したボクシングで金星を挙げたロペスは9勝4KO5敗1分。Photo/SUMIO YAMADA
◇64.5キロ8回戦 井上浩樹(大橋)[TKO1回2分59秒]ビモ・ジャガー(インドネシア)
昨年暮れにデビューした井上兄弟の従弟、浩樹のプロ第3戦。初回から攻めていったサウスポーの浩樹は終了間際に右ボディブローを決めてジャガーをキャンバスへ。立ち上がったところに再びボディを決めてフィニッシュした。浩樹はデビュー戦から3連続初回KO勝ち。ジャガーは5勝1KO2敗1分。
試合会場では先月27日のトリプル世界戦に続き、日本プロボクシング協会(JPBA)と世界チャンピオン会、大橋プロモーションが共同で熊本地震の義援金を募った。募金活動にはJPBAの原田政彦終身名誉会長のほか、韓国から殿堂入りの名世界王者、張正九氏も参加した。ほかに出席した元世界王者は、ガッツ石松、上原康恒、小熊正二、花形進、渡嘉敷勝男、セレス小林、佐藤修、内藤大助、坂田健史、川嶋勝重(敬称略)。
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