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世界戦決定の和氣慎吾「リーゼント崩れる前に倒す!」

2016年6月6日 15時29分

  IBF世界S・バンタム級1位の和氣慎吾(古口)が7月20日、エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)で同級2位ジョナタン・グスマン(ドミニカ共和国)と王座決定戦を行うことが決まった。6日に都内のジムで記者会見を開いて発表した。当日はWBA世界フライ級王者の井岡一翔(井岡)がキービン・ララ(ニカラグア)を迎えてV4戦を行い、ダブル世界タイトルマッチとして開催される。

カメラマンの注文に応じてポーズをとる和氣

 和氣の世界戦がようやく決まった。トレードマークのリーゼントヘアーをバッチリ整え、セコンドに入る俳優で画家の片岡鶴太郎さんからプレゼントされたタキシードに身を包んだ和氣は「リーゼントボクサーの和氣慎吾が世に出るときがついにきた。ワクワク、ドキドキしています」と興奮気味に話した。

 昨年6月にマイク・タワッチャイ(タイ)を下して指名挑戦権を獲得していたが、前王者カール・フランプトン(英)がWBA王者との統一戦を優先。2月の統一戦に勝利したあと、4月下旬にようやく王座返上を発表し、和氣の決定戦出場決まった。

 対戦相手のグスマンは4月の2位決定戦でダニエル“バッドボーイ”ロサス(メキシコ)に8回終了TKO勝ち。和氣との王座決定戦にコマを進めた。ビッグネームとの対戦はないが、21勝21KO無敗のパーフェクトレコードを誇る強打者だ。

 無敗のグスマンについて、既に映像をチェック済みの和氣は「フットワークをけっこう使う選手。打って離れてのボクシングをしたい」と分析。警戒は怠らないが「パンチ力は確かにあると思うけど、スピードは僕の方が上だし、圧倒的に勝つ自信がある。前半とは言わないけど、中盤にはノックアウトしたい」と自慢のリーゼントヘアーが乱れる前にグスマンをノックアウトすると宣言した。

 今後は東京で調整を進め、6月20日から10日間は、フィリピンS・フライ級王者ジョナス・スルタンら比国人パートナー2人を招いてスパーリングを行う予定。スルタンは昨年11月、翁長吾央(大橋)と好勝負を演じて判定負け、今年3月には池水達也(大阪帝拳)に2回TKO勝ちしている選手。試合の模様は当日20日20時からTBS系列で全国に生中継される。試合は和氣、井岡の順番。

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