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WBC世界SB級戦、戴冠のカギは長谷川の戦い方次第

2016年8月17日 15時59分

 9月16日エディオンアリーナ大阪第1競技場でウーゴ・ルイス(メキシコ)に挑む長谷川穂積(真正)。勝負の一戦を控えても淡々とした印象さえ受けるのは、やはり世界戦16度目のキャリアの賜物か。果たして長谷川はどんな試合を見せてくれるのか。勝つにせよ、負けるにせよ、長谷川が挑戦者として青のコーナーから上がるのはこれが最後だ。=ボクシング・ビート9月号より=

黙々とトレーニングに励む長谷川、キャリア集大成だ

 ラストチャレンジと公言して2年5ヵ月ぶりに世界戦のリングに立つ長谷川。試合の発表会見が単独でスポーツ紙の裏一面を飾るなど、5年以上もチャンピオンの座から遠ざかっている存在にはとても思えない。

 大物がそろって出場する今回、入場券が早々に完売したのは前頁でお伝えしたとおりだが「チケットが足りなくて困っています」と、長谷川も山中と同じ悩みを抱えている。

 それはそれとして、元チャンプはこれも会見で強調した「悔いのない戦い」をするために日々を送っている──。

 まず、沖縄合宿から戻った後の7月中旬に帝拳ジムで1週間のトレーニングを行った。フィリピン選手を招いての本格的なスパー練習に入る前に、技術的な確認を一度しておきたかったという。周囲の意見に耳を傾け、「すごいプラスになりました」。ベテランの得るところは大だったようだ。“35歳の自分にできるボクシング”をいまのテーマに掲げている長谷川、こうした行動もチェンジしようとする意欲の発露だったのかもしれない。

「自分のものにするには時間がかかりますけどね、まずそう意識して打つこと、そして意識せんと打てるようになれば。いまの自分にできるスタイルを完成させられるかについては、まだ分からないですね」

 長谷川のリスキーなラストチャレンジはいかに──。記事の全文は現在発売中のボクシング・ビート9月号に掲載されています。紙版と電子版は右の表紙バナー、スマホ用アプリは「App Store」「Google play」のバナーをクリックするとご購入いただけます。

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