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AIBAが五輪5ラウンド制、上半身裸を検討

2016年8月26日 7時19分

 リオデジャネイロ五輪が終了したばかりだが、AIBA(国際ボクシング協会)の呉経国会長は今月28日に理事会を開き、未来のオリンピック・ボクシング競技に関して審議する。テーマでもっとも注目されるのは男子の試合を既成の3分3ラウンド制から3分5ラウンド制へ移行する方針を打ち出したこと。ESPNデポルテスなどが伝えた。

 プロ選手の参加を認め、試合もプロに近づいた印象を与えたリオ五輪。呉会長はラウンド延長とともに男子はランニングシャツの着用を止め、プロ同様、上半身裸で戦うプランを審議にかける。また女子の試合もこれまでの2分3ラウンドから4ないし5ラウンド×2分へ変更する方針。女子もヘッドギアの着用を止める方針だという。

 これに対してプロ側のWBCマウリシオ・スライマン会長は「今回のオリンピックでいろいろな改革があったが、すべて印象が悪い。アマチュアとプロのボクシングは一線を画すべき。カットする選手も多かったし、多くの不正があった。とりわけ悪い結果(スコアリング)が目立ち、審判団の採点がひどかった。今回のプランも商業主義と営利追及に他ならない」と斬り捨てている。

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