ゴロフキン標的はWBO王座、ブルック戦後の動向
2016年8月26日 11時49分
2016年8月26日 11時11分
ライト級のWBC休養王者ホルヘ・リナレス(帝拳)vsWBA王者アンソニー・クローラ(英)のプレゼンテーションが24日、英国マンチェスターのホテル・フットボールで開催された。イベントには両選手のほか、現地プロモーターのエディ・ハーン(マッチルーム・スポーツ)、リナレス側からGBPのマッチメーカー、ロベルト・ディアス、クローラのトレーナー、ジョー・ギャラガーらが出席。この一戦はクローラのWBA王座、WBCダイヤモンドベルトに加え、リング誌ベルトもかけられる。
元英国ライト級王者のクローラ(31勝13KO4敗3分=29)はダーレイス・ペレス(コロンビア)との再戦(初戦は論議を呼ぶドロー)に勝って戴冠。5月のV2戦ではこのクラス随一の強打者ともいわれた暫定王者イスマエル・バロッソ(ベネズエラ)を倒して防衛。ラテンの2選手を沈めたパンチはいずれもボディーブローだった。プレゼンで英国人は次のようにコメント。
クローラ「これは私にとり伝説の試合。私は世界チャンピオンに就いたけど、それで安心してしまったとはファンに思われたくない。私は以前よりハングリーだし、これから巨大な成功を成し遂げたい。ホルヘ・リナレスは天才的なファイターだから、ジムでハードワークをこなしている。ホームで彼と戦えることに誇りを感じる」
一方、拳の負傷でブランクに見舞われ休養王者にシフトしたリナレス(40勝27KO3敗)だが、これは実質的な統一戦。昨年5月、ロンドンでケビン・ミッチェル(英)とのダウン応酬を制して3階級目のベルトの初防衛に成功。敵地英国でも注目度が高い。そしてミッチェル戦より強くなっている――と評価される。
リナレス「またビッグファイト、ビッグイベントを迎え神に感謝します。アンソニーと私は同じようなスタイルを持っている。お互いたくさんリスペクトしていて、困難な試合を予想してハードに練習に取り組んでいる。でも私は3本のベルトを巻きます」 試合は9月24日マンチェスターのマンチェスター・アリーナで予定される。主催はマッチルーム・ボクシング、帝拳プロモーション、GBPの共同プロモーション。Photo:Lawrence Lustig/Matchroom Boxing
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