パッキャオ前座出場のドネア、サラス氏とタッグ
2016年9月4日 9時20分
2016年9月3日 15時46分
WBO世界S・フライ級タイトルマッチ(4日・スカイアリーナ座間)のアンダーカードに出場する前OPBF・S・フライ級王者の井上拓真(大橋)、プロデビュー戦を迎えたロンドン五輪銅メダリストの清水聡(大橋)らが計量をクリアした。
井上拓真(7勝2KO無敗)はWBCフライ級15位フローイラン・サルダール(フィリピン)と53.0キロ契約10回戦。拓真は52.9キロ、サルダールは52.3キロだった。大橋秀行会長によると23勝14KO1敗1分のサルダールはリーチが178センチもあり「難しい相手。かなりの強敵だと思う」とのこと。世界前哨戦と銘打った試合にはふさわしい相手であり、拓真は「判定でもなんでも勝ちにこだわって、絶対に勝ちます」と闘志を燃やした。
なかなかふてぶてしい顔をしたサルダールは「子どものことから数えると250戦くらいはしている」というキャリアの持ち主。拓真のことを「スピードがある」と評価しつつ「私の右ストレートには気を付けたほうがいい」と日本のホープに警告した。
プロデビュー戦に臨むロンドン五輪銅メダリストの清水聡(大橋)は計量後の写真撮影に戸惑い「家でポーズを考えてくればよかった」と苦笑い。それでも即座にマッチョポーズを披露して、大橋会長に「デビュー前だがプロとして大事なものを持っている」と言わしめた。試合は韓国フェザー級王者イ・インギュと58.0キロ契約6回戦。清水はリミット。イは57.8キロだった。
ほかに、元トップアマで井上兄弟の従弟である井上浩樹(大橋)がデビュー5連勝をかけてヘリ・アンドリヤント(インドネシア)と8回戦、クウエ・ピーター(大橋)が垂水稔朗(協栄)と6回戦。それぞれ65.0キロ契約8回。
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