藤岡奈穂子があすメキシコで4階級制覇挑戦
2016年10月1日 8時40分
2016年9月30日 23時25分
3日後楽園ホールでIBF世界フェザー級挑戦者決定戦に出場する同級4位の細野悟(大橋)が好調宣言だ。同3位ジョナタン・バロス(亜)との12回戦に勝利すれば王者リー・セルビー(英)への指名挑戦権を得るとあって、自身4度目の世界挑戦を決めるべくベテランは静かに燃えている。
細野は過去にプーンサワット・グラティンデーンジム(10年)、セレスティーノ・カバジェロ(11年)、クリス・ジョン(13年)と3度世界に挑むも2敗1分で宿願を果たせていない。それでも“最後の挑戦”を目ざしてコツコツと日本王座を防衛してきた。そこに訪れたチャンス。背水の陣で臨む一番となるが、「そもそも自分はすべての試合で“負けたら終わり”の状況でしたから」と細野。
続けて「いつもと比べて若干、気持ちが入っているぐらいです。でも、それが大きいかも」と言う。ここ数戦はピリッとしない試合が続いているが、今回は大橋秀行会長も「最近になくいい感じだ」と認める調整具合。やはり世界挑戦が現実味を帯びてきて、やる気になっているのだ。
相手のバロスについては映像をチェック済み。「そんなにうまいかと言えばそうでもないし、自分とかみ合うと思う」というのが細野の抱く印象だ。減量も残りわずかとなり「調子が本当にいいんです」と笑顔をのぞかせた。
また当日はイギリスからセルビーが偵察に訪れるが、細野は「わざわざ見に来なくても、ユーチューブで見りゃいいのに」と言うほどだから、リングサイドのチャン ピオンがいらぬプレッシャーとなる心配はなさそうだ。バロスもすでに来日し、角海老ジムで調整中という。
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