12月18日福岡市の九電記念体育館で5度目の防衛戦を行うWBC女子世界ミニ・フライ級級王者の黒木優子（YuKOフィットネス＝写真）が1日、福岡市内で記者会見を開き、前王者・安藤麻里（フュチュール）との再戦に向けて意気込みを語った。

　両者にとってこれは2年ぶりのリマッチとなる。黒木は2014年に大阪で安藤に挑戦し、判定勝ちで王座を奪っているが、「安藤選手はものすごい気迫で臨んでくると思うので、それに負けないよう、王者としてのプライドをもって戦っていきたい」と抱負を語った。

　前回は明白な判定で勝っている黒木だが、「前の試合はしっかり勝つことを意識しましたが、今回はKOしたい」と安藤撃退に意欲的なコメントを残した。黒木（25歳）は16勝8KO4敗1分、安藤（29歳）は13勝6KO9敗。