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内藤律樹の弟、未来がプロデビュー戦に判定勝ち

2016年11月7日 21時33分

 元日本、東洋ミドル級王者のカシアス内藤会長の次男で、前日本S・フェザー級チャンピオン内藤律樹の弟、内藤未来(E&Jカシアス)が7日、後楽園ホールでプロデビュー戦に挑み、同じくデビュー戦の佐々木悠登(ワタナベ)を3-0判定で下し初陣を飾った。

佐々木をロープ際に追い込む内藤未来(右)

「距離を取るボクシングをしたかった」というサウスポーの未来だが、試合は体格のいい佐々木と打ち合う展開となり、接近戦ではボディ打ちで優位に立った。3回以降は距離を取るスタイルも見せての判定勝ちだったが、試合後は「倒してやろうと思ってしまって、期待外れだったと思う」と反省しきりだった。

 4年ほど前に120キロあった体重を落とし、兄に刺激を受けて2年前にボクシングをはじめた。4月にプロテストに合格しながらデビュー戦がずれ込んだのは、律樹の弟ということでなかなか相手が見つからなかったため。ようやくこぎつけたデビュー戦の勝利だっただけに、父の内藤会長は「少し力が入りすぎたけど、デビュー戦としてはいいのかな」と及第点を与えた。

 次戦は1月17日のC級トーナメント決勝戦で、来年は新人王戦に出場する予定。内藤家の次男として注目を浴びる未来は「プレッシャーはあるけど、ボクシングは注目されてナンボ。次は笑顔で取材を受けられるよう、明日から練習します」と最後は笑顔だった。この日の試合結果は以下の通り。左側が勝者ですべて4回戦。

左から父のカシアス内藤会長、未来、兄の律樹

◇S・バンタム級(ルーキーズトーナメント2016)
大場竜(ジャパンS)[TKO3回2分38秒]ケーシー・プラチャンダ(角海老宝石)

◇S・バンタム級(ルーキーズトーナメント2016)
尾崎誠哉(K&W)[TKO2回2分40秒]上林直樹(石川ジム立川)

◇S・バンタム級(C級トーナメント2016vol.2)
三尾谷昴希(帝拳)[負傷引き分け1回1分37秒]酒井大成(角海老宝石)
※優勢点により酒井が次戦進出

◇ライト級(ルーキーズトーナメント2016)
内藤未来(E&Jカシアス)[3-0(39-37×2、40-37)]佐々木悠登(ワタナベ)

◇ライト級4回戦(C級トーナメント2016vol.2)
橘ジョージ(協栄)[3-0(39-37×3)]木原宗孝(帝拳)

◇ライト級4回戦(C級トーナメント2016vol.2)
大場翔(ジャパンS)[TKO4回2分21秒]マモル・エクスプレス(神奈川渥美)

◇ウェルター級(C級トーナメント2016vol.2)
中村駿介(帝拳)[TKO2回1分5秒]菊池利則(EBISU K'sBOX)

◇ウェルター級(C級トーナメント2016vol.2)
吉村鉄也(KG大和)[TKO2回1分24秒]江黒央(K&W)

◇フェザー級4回戦 小林譲二(勝又)[TKO3回1分8秒]沢田石伸雄(UNITED)
◇フェザー級4回戦 高井裕一郎(角海老宝石)[2-0(39-38×2、38-38)]権田貴彦(ワタナベ)
◇女子アトム級4回戦 石川海(UNITED)[TKO3回1分22秒]ペッターダム・ソーナーキン(タイ)
◇フェザー級4回戦 大保龍球(神奈川渥美)[TKO1回29秒]木野村知也(横田S)
◇S・バンタム級4回戦 林勇汰(花形)[引き分け0-1(38-38×2、37-39)]井田洋介(石川ジム立川)

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