世界6階級制覇王者にしてフィリピン上院議員のマニー・パッキャオが24日、都内の自由民主党本部を訪れ、同党ボクシング振興議員連盟が開いた懇親会に出席した。

　議員連盟の会長を務める東大ボクシング部出身の西村康稔参院議員は「東京オリンピックに向けて、多くのメダルがとれるよう、パッキャオ氏のアドバイスもいただいてがんばっていきたい」とあいさつ。自身の名前を関したジムが日本にオープン予定のパッキャオは「金メダリストを出せるよう協力したい。日本の若者に私が培ってきた経験を伝えたい」と応じた。懇親会では多くの議員から写真撮影を求められ、笑顔で応じた。

　パッキャオは11月5日の復帰戦でWBO世界ウェルター級王者に返り咲いたばかり。今後もしばらくは上院議員とプロボクサーの二足のわらじを履く予定。次の試合は決まっていない。