■前WBAヘビー級暫定王者ルイス・オルティス（キューバ＝写真左）が12月10日、英マンチェスター・アリーナのイベントに参戦。デビッド・アレン（英）と対戦する。英国のマッチルーム・ボクシングと契約したオルティスは今月12日、モンテカルロの興行で欧州デビュー。12月は初の英国リングとなる。当日のメインは、IBF世界ヘビー級王者アンソニー・ジョシュア（英）がエリク・モリナ（米）を迎えて2度目の防衛戦を行う。

■元世界2階級制覇王者のユリオスキス・ガンボア（キューバ＝写真右）が12月17日、フランス海外県レユニオンのサン＝ドニで1年ぶりのリングに立つとの報。ガンボアは2014年に当時のWBO世界ライト級王者テレンス・クロフォード（米）に敗れてプロ初黒星を喫したあとは2連勝。試合枯れ状態が続いているが、タッグを組むトレーナーのイスマエル・サラス氏は「彼は決してトレーニングをやめなかった。今でも驚異的なフィジカルをキープしている」とアピール。

■ガンボアが出場するイベントのメインでは、WBAミドル級暫定王者アルフォンソ・ブランコ（ベネズエラ）が同級9位ハッサン・ヌダム・ヌジカム（カメルーン＝仏）と防衛戦。ブランコは昨年10月に暫定王座を獲得してから1年2ヵ月のブランクをへての東上。リオ五輪に出場したヌジカムは五輪後初のリング。スーパー王者ゲンナジー・ゴロフキン（カザフスタン）、正規王者ダニエル・ジェイコブス（米）がいる中でのタイトル戦。