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60回目の定期戦 慶大が4-3で早大制す

2016年12月4日 9時15分

 今年で60回目を迎えたアマチュアボクシングの早稲田大学-慶應義塾大学の定期戦が3日午後、横浜の慶大日吉キャンパス日吉記念館で催された。

徳山(左)が垂水を下し、慶大が逆転勝ち

 関東大学リーグの老舗校同士(現在は早大3部、慶大2部)。両校はどのジャンルでも文武両道で傑出した人材を世に送り出しているライバル同士で、ボクシングも白熱の接戦となるのが常だ。特に今回は60回目の定期戦とあり、学校関係者、OBらいつにも増して多くの観客がリングサイドに駆けつけ、熱い声援にもあおられてリングの上もホットな戦いが続いた。

 7人対抗で行われたこの試合、早大はL・フライ級の岩田翔吉からバンタム級まで3連勝をマークして勝利に王手をかけた。しかし慶大も粘り強く応戦。ライト級のキャプテン対決では慶大田中和樹が早大淡海昇太を接戦の末制すと、これで慶大が勢いづき、ギリギリの敗北ピンチからウェルター級古山貫太郎まで3連勝してタイに戻した。

 迎えた最終のミドル級が文字通りの決勝戦。慶大徳山雄大と早大垂水裕嵩の対決はどちらの手が上がっても不思議ではないほどの接戦となった。結局判定は地元の徳山の勝利を支持し、慶大が4対3で早大に競り勝った。

 対抗成績は早大の37勝18敗4分と慶大が大きく負け越しているが、最近の5年に限ると慶大の3勝2敗。

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