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あす内山高志「絶対はい上がる」、田口良一V5戦

2016年12月30日 13時19分

  あす31日、大田区総合体育館で挙行される「THE BEST OF BEST」の計量が30日、後楽園ホール展示場で行われた。WBA世界S・フェザー級スーパー王座戦は王者ジェスレル・コラレス(パナマ)が58.6キロ、挑戦者で前王者の内山高志(ワタナベ)が58.8キロで合格し、あすの試合を待つだけとなった。

ともに計量一発クリアの内山とコラレス

 待ちに待ったリベンジマッチを目前に控えた内山は計量を終えると開口一番「気合いはすごく入っています」と力強くコメントした。今回は入場曲も変え気分を一新。「新しいスタートとして勝たなくちゃいけないと思う」と決意表明した。

 前回のコラレス戦で初黒星を喫し、プロで初めて挫折を味わった内山だが「自分はアマでボクシングを始めたときから雑草ではい上がってきた」と本来の姿を強調。「いまは昔のように絶対にはい上がってやるという気持ち」と目をギラつかせた。

 受けて立つコラレスは、4月の計量では1回目に400グラム・オーバーして周囲をヒヤヒヤさせたが、今回は300グラム・アンダーで一発クリア。ただし、ウエートを意識しすぎたのか、予告していたプロレスのマスクをホテルに忘れてきてしまったそうで、あすの入場で被るそうだ。

「楽しんでやる」と田口(左)、カニサレスは脈拍36/分

 WBA世界L・フライ級タイトルマッチは、王者の田口良一(ワタナベ)が48.8キロ、挑戦者3位カルロス・カニサレス(ベネズエラ)が48.3キロでリミットの600グラム・アンダーだった。

 計量を終えた田口は「最近は楽しんで試合をすることを心掛けている。そのほうが動きがいいし、結果がついてくる」とリラックスした様子。リベンジマッチの内山につなげる役割を強く意識しており「早すぎでもよくないし、遅すぎでもよくないので、できれば中盤に終わらせたい」と理想の展開を語った。

世界ランカー対決でもある伊藤(左)と渡邉

 アンダーカードで行われるOPBF&WBOアジアパシフィックS・フェザー級タイトルマッチは、OPBF王者の伊藤雅雪(伴流)が58.8キロ。WBOアジア王者の渡邉卓也(青木)が58.9キロだった。

 WBO同級4位、IBF11位の伊藤(19勝9KO1敗1分)は3度目の防衛戦。WBO同級5位につける渡邉(30勝16KO6敗1分)は9月に獲得した王座の初防衛戦。WBOアジアパシフィック王座はJBCの公認を受けていないが、日本でOPBFとWBOアジアの統一戦が行われるのは初めて。

 ほかにもワタナベジムのホープ、日本ミニマム級6位の京口紘人(4勝4KO)、日本同級8位の谷口将隆(5勝4KO)も出場する。

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