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あす日本フライ級暫定戦、京口紘人はOPBF戦

2017年2月27日 15時32分

 あす28日後楽園ホールで開催される「DANGAN176」の計量が27日、日本ボクシングコミッションで行われた。メインの日本フライ級暫定王座決定戦は1位のユータ松尾(ワールドS)と2位の黒田雅之(川崎新田)がともにリミットの50.8キロで合格。OPBFミニマム級王座決定戦は1位の京口紘人(ワタナベ)、2位のアルマンド・デラクルス(フィリピン)ともに47.5キロでクリアした。

初タイトル戦の松尾(左)と日本王座戦8度目の黒田

 日本フライ級暫定王座決定戦は、正規王者の粉川拓也(宮田)がけがで戦線離脱したことにより設けられた。タイトル初挑戦の松尾(12勝6KO2敗1分)はキャリアでは黒田(25勝15KO7敗3分)に劣るものの、名門東洋大出身でアマ65戦の戦歴がある。

 計量を終えた松尾は「あしたは緊張すると思うが、できるだけ試合を楽しむように心がけたい」とリラックスを強調。黒田の警戒すべき点を「言ってしまえば全部」としながら「理想は倒して勝ちたい」と王座奪取に意欲を見せた。

 元日本L・フライ級王者で世界挑戦経験もある黒田は「どの試合も通過点」と今回のタイトルマッチをあくまでも通過点と位置付ける。今まで以上にボディワークやフットワークを学んできたという黒田は「もう一度上を目指したい。内容も結果も出して(国内を)卒業したい思いがある」と日本2階級制覇を世界へのステップにする考えだ。

6連続KOを狙う京口(右)とランク2位デラクルス

 OPBFミニマム級王座決定戦は、前王者の山中竜也(真正)のタイトル返上に伴うもの。デビューから5連続KO勝利をマークしている期待の京口は「KOを狙いすぎてダメになるのはよくないが、自分のボクシングをすれば倒せると思う」と6連続KO勝利に自信を見せた。

 周囲からはすでに世界という声も出始めているが「まだそれを言える立場じゃない」と自分のポジションは理解している。今回OPBF王座を獲得し、晴れて世界をアピールするつもりだ。

デビュー戦の湯場(左)とペットマハーラート

 アンダーカードでは、元日本5階級制覇王者、湯場忠志さんの長男、湯場海樹(都城レオS)が62.0キロ契約6回戦でプロデビュー。宮崎・日章学園高3年に在籍する湯場は「1週間前から緊張していたけど、ここにきてワクワクしてきた。お客さんに楽しんでもらえるような試合がしたい」と目を輝かせた。

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