前統一王者エストラーダが3.11無冠戦 相手は変更
2017年2月28日 10時14分
2017年2月27日 21時52分
長く防衛できるような、強いチャンピオンになりたい──。 WBO世界ミニマム級暫定王者となった福原辰弥(本田フィットネス)が27日午後熊本市内の所属ジムで一夜明けの記者会見に臨んだ。
「昨夜はほとんど眠っていない」という新チャンピオン。激闘で傷ついた左目に眼帯をつけ、腫れあがった顔を気にしながら、改めて喜びを語った。
試合については「もっと打たせないようにしないと。不甲斐ない試合だったんで、もっと練習して強くなりたい」と、反省の言葉も忘れない。圧勝できなかったことを反省材料に上げたが、これは相手の力量からいってもしかたあるまい。苦戦したのは「これまでやったことのない相手だったので」と、メキシカンスタイルに戸惑いもあったようだ。
暫定王者の今後は、180日以内に休養中の正規王者高山勝成(仲里)との対戦を義務づけられているが、高山側はまだ明確に今後を打ち出していない。高山側との交渉も現時点で「未定です」と本田憲哉会長。それでも「できれば次(初防衛戦)は熊本市内でやらせてあげたい」とも。
一躍被震災地熊本のヒーローとなった福原。会見後はローカルの複数のテレビ局の番組に掛け持ちで出演するなど、新チャンピオンとしての仕事をこなしていた。
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