森岡ジムの森岡和則会長は3日、WBCユース・バンタム級王者、丸田陽七太（19=森岡）の2度目の防衛戦を26日、大阪府池田市五月山体育館で行うと発表した。挑戦者は23歳のインドネシア同級王者で、8戦全勝5KOのハムソン・タイガー・ラマンウダウ、右のファイターだ。

　4戦4勝3KOと順調にキャリアを積み上げる丸田は4月18日に20歳を迎え、これが10代最後の試合。昨年11月の初防衛戦の後も体を休めることなく、年末から10日間、米国・ロサンゼルスのジムで、世界ランカーらとスパーリング。4度目の修行で、WBCユースのMVPを受けたことも報告したそうだ。

　タイトル防衛に向けて「相手は背が低く、やりにくさはあると思うが、ジャブで自分の距離を保ち、右を当てていきます。ずっと練習を積んでいるので、しっかり勝って自分自身に合格点を与えられるような試合にします」と決意を語った。また、今年の目標は「日本か東洋太平洋タイトルを獲得することです」とトップ戦線へ躍り出ることを公約した。