March
29
Friday

ボクシングニュース | ボクシングビート編集部制作

share

20°C Clouds
Tokyo

Boxing News(ボクシングニュース)

Home > Match Information > 江藤光喜2回TKO勝ち、石田凌太ランカー撃破

江藤光喜2回TKO勝ち、石田凌太ランカー撃破

2017年3月28日 21時24分

 WBC・S・フライ級7位の江藤光喜(白井・具志堅S)が28日、後楽園ホールの「DANGAN177」のメインに登場。同級8回戦でシッティチャイ・ベンサラー(タイ)に2回1分2秒TKO勝ちした。また中央大で主将を務めた三代大訓(ワタナベ)がB級デビュー戦を初回TKOで飾った。

「自分より背の高い選手と初めてやった」と江藤

 シッティチャイは長身の江藤よりさらに長身だったが、実力は江藤に遠く及ばなかった。江藤は2回、いきなり右を打ち込んでダウンを奪うと、その後ダウンを2つ追加してフィニッシュした。

 2015年の世界挑戦敗退後、3連勝の江藤は20勝15KO4敗1分。具志堅用高会長は「年内に世界戦をやらせたい」と話した。シティチャイは10勝2KO6敗1分。

終始アグレッシブに攻めて勝利の石田(右)

◇58.0キロ8回戦
石田凌太(宮田)[TKO8回1分53秒]荒木貴裕(極東)
 日本S・フェザー級10位の荒木に対し、21歳の石田が初回から強気のボクシング。右をガンガン打ち下ろし、3回からボディ攻撃も交えて荒木に迫った。荒木は左フック、右クロスを時折当てるが単発。劣勢の荒木は6回に左フックをヒットし、7回はエンジンをふかして前に出たが、形勢逆転までにはいたらない。8回は石田のコンビネーションでついにダウン。立ち上がったが、ボディブローが決まったところでストップとなった。新設される日本ユース王座戦に出場する石田は8勝6KO1敗。荒木は9勝4KO7敗。

◇S・ウェルター級8回戦
長濱陸(白井・具志堅S)[TKO3回36秒]美柑英男(渥美)
 日本ミドル級6位の長濱が初回からジャブと左ボディブローで美柑を追い込んだ。ラウンド終了間際、左ボディから右アッパーにつないで美柑がダウン。美柑は打たれ強さを見せて2回は前に出で攻めたが、被弾が多くダメージを蓄積。3回、長濱が左ボディを決めて美柑の動きを止めると、連打したところでストップ。長濱は7勝3KO1分。5連敗の美柑は7勝2KO12敗1分。

◇ライト級8回戦
川名北斗(白井・具志堅S)[引き分け1-1(77-75、75-78、76-76)]バーニング石井(関門JAPAN)
 川名が重厚なジャブをよくヒットさせて好スタートを切った。しかし石井も右クロスを決めて追い上げ、4回には左ボディ、左フックで川名を後退させる。川名は5回に奮起して石井をロープ際に押し込んで連打。石井も反撃してその後は打撃戦に。パワーでは川名、手数で石井が上回ったが、ともに引かず最後まで打ち合ってドロー。川名は6勝5KO2敗1分。石井は7勝2KO4敗2分。

◇ライト級6回戦
高見良祐(鴻巣茂野)[KO2回59秒]サーティット・シットサイトーン(タイ)

◇フェザー級6回戦
篠塚辰樹(ワタナベ)[KO1回3分9秒]チャンチャイ・スックサーソンクロチェンマイ(タイ)

元中央大主将の三代はデビュー戦TKO勝ち

◇S・フェザー級6回戦
三代大訓(ワタナベ)[TKO1回2分11秒]パランペッチ・シスパーサク(タイ)
 長身の三代はスタートこそ様子見だったが、ラウンド中盤からボディブロー、右ストレートでタイ人に肉薄。連打からの左ボディーでダウンを奪うと、立ち上がったパランペッチにラッシュして試合を終わらせた。

Related article
関連記事