ナチョ氏がチャベスJrに苦言「勝つ可能性は47%」
2017年4月14日 9時29分
2017年4月14日 0時28分
拳四朗(BMB)のタイトル返上に伴い開催される日本L・フライ級王座決定戦(21日・エディオンアリーナ大阪第2競技場)で同級2位、堀川謙一(37=三迫)と対戦する1位の久田哲也(32=ハラダ)が13日、大阪市住之江区のジムで会見、タイトル初挑戦の意気込みを語った。
久田は当初、今月2日に拳四朗に挑戦することになっていたが、拳四朗の世界挑戦(5月20日)が決まったため、試合の10日前にタイトルマッチはキャンセル、堀川との王座決定戦になった。
「試合中止はありえないと思った。たくさんチケットも買ってもらっていたし、ショックでした。しかし、中止が決まった翌日に堀川さんとの試合が決まったので、すぐに気持ちを切り替えました」。
堀川とはこれまで2度対戦してどちらも判定負け。「4年前の最強後楽園で負けた後、堀川さんから、いやみではなく、もっと強くなっていると思ったと言われ、それから心を入れ替え練習してきました。その後、スパーリングもする仲になりました。今度は強くなったなあと思わせたい。恩返ししますよ」と熱く語った。
久田は日本人選手相手に6連続KO勝ちとパワー上昇中。原田実雄・ハラダジム会長は「手打ち気味だったパンチを腰で打つ形に変えて、いい結果が出ている。キャンセルは痛かったが、ジムの興行のメインでタイトル戦ができる」と突然の対戦相手変更にも前向き。
さらに「しっかり練習を積めたし、強くなった久田を見てもらいたい。1回から攻めていき、KOを狙わせる」と続け、長男のOPBFフェザー級・原田剛志、日本J・バンタム級・ネルソン原田以来ジム3人目の王者誕生に気合十分だ。久田は27勝17KO9敗2分、堀川は32勝7KO14敗1分。
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