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7.23世界戦の京口紘人、辰吉と同じ8戦目奪取誓う

2017年7月19日 17時45分

 今週末23日、大田区総合体育館でIBF世界ミニマム級王者ホセ・アルグメド(メキシコ)に挑戦する同級9位の京口紘人(ワタナベ)が19日、都内のジムで練習を公開。敬愛する元WBC世界バンタム級王者、辰吉丈一郎と同じプロ8戦目での世界タイトル獲得を宣言した。

「KOで勝てれば理想」と京口、世界戦で強打爆発を誓う

 最軽量級らしからぬハードパンチでデビューから7連勝(6KO)をマークしている京口。デビューから1年3か月で世界タイトルを奪取すれば、国内選手としてはデビューから最短期間での世界王座戴冠となるが、これには「特別な意識はない。時代や階級もある。タイトルを獲ることが一番」と気持ちを引き締めた。

デビューから1年3か月で世界王座奪取は最短

 むしろ京口がこだわるとすれば8戦目という数字かもしれない。カリスマボクサー“浪速のジョー”辰吉が世界タイトルを獲得したのがちょうどプロ8戦目だったからだ。

 京口は中学入学前に大阪帝拳ジムでボクシングをはじめ、中1から2年ほどは辰吉にボクシングを教わった。辰吉に「チャンピオンに“なりたい”じゃなられへん」と言われ続けたことを胸に秘め、あきらめずに努力を続け、プロで世界のトップに立つチャンスをつかんだ。

辰吉からもらった練習着でゲン担ぎもバッチリ

 この日、京口は10年ほど前に辰吉からもらったという背中に「Joe」の文字が躍る練習着姿で登場。「丈ちゃんが教えた選手では世界王者第1号になると思うのでがんばります。丈ちゃんみたいにKOで勝って世界王者になります」と語り、91年9月、辰吉がグレグ・リチャードソンを10回終了TKOで下し、世界王者になった姿に自分を重ね合わせた。

 ウエートはリミットまであと2.8キロで、公開練習ではスパーリングをせず、ミット打ちとバッグ打ち、エアロバイクで汗を流した。なお、当日はワタナベジムの大先輩、前WBA世界S・フェザー級スーパー王者の内山高志がゲスト解説を務めることも発表された。

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