7.23世界戦の京口紘人、辰吉と同じ8戦目奪取誓う
2017年7月19日 17時45分
2017年7月19日 17時11分
日本ボクシングコミッション(JBC)は19日、亀田ジムの会長だった吉井真二氏とマネジャーだった嶋聡氏が、JBCからライセンスを剥奪されたのは不当だとして地位確認などを求めていた裁判で和解が成立したと発表した。JBCは吉井氏と嶋氏に対して本年度のライセンスを交付し、両氏はJBCに対する損害賠償請求を取り下げる。
この件は、13年12月にIBF世界S・フライ級王者の亀田大毅とWBA同級王者のリボリオ・ソリス(ベネズエラ)が対戦した際、ソリスの計量失格により、大毅が負けてもIBF王座を保持することを、亀田側が事前に承知していながらJBCに報告していなかった─などとして試合後に大紛糾した。
これを受けてJBCは14年2月、嶋氏がJBCに無断で記者会見を開き、JBCの信用を毀損したなどとして嶋氏と吉井氏のライセンスを更新しない処分を決定。亀田ジムは活動停止状態に追い込まれ、問題は法廷に持ち込まれていた。
なお、亀田興毅氏らが総額6億6000万円の損害賠償をJBCに求めた裁判はこの件とは別でいまだ係争中。6億6000万円はJBCの処分により活動できなかった2年間で得られるはずだったファイトマネーと興行収入に相当する額とされている。
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