田口良一に挑戦のバレラ「ゴングと同時に出ていく」
2017年7月20日 16時05分
2017年7月20日 15時37分
23日に大田区総合体育館で京口紘人(ワタナベ)の挑戦を受けるIBF世界ミニマム級王者ホセ・アルグメド(メキシコ)が20日、ワタナベジムで練習を公開。京口の挑戦を退け、サウル“カネロ”アルバレス(メキシコ)とゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)が対戦する9月16日のビッグマッチのアンダーカードに出場するプランを明らかにした。
4か月間で3試合の強行スケジュール
5月27日のV3戦から2か月足らずで京口戦に臨むアルグメドは「前回の試合が終わり、8日後には練習を再開した。練習を積み重ねているからまったく問題はない」と連戦の影響を否定。さらにこの試合に勝つことを前提とし、2か月弱後の9月16日、米ラスベガスのT-モバイル・アリーナで指名挑戦者カルロス・ブイトラゴと防衛戦を希望していることも明らかにした。
9月16日のラスベガスとは、メキシコのスーパースターで、アルグメドと同じプロモーションの傘下にあるカネロが、ミドル級3団体統一王者ゴロフキンと対決する大舞台。まだ「可能性がある」という段階ではあるが、アルグメドがけがなく京口戦に勝利すれば、夢舞台にグッと近づく、というのが陣営の説明だ。
「京口は私のような強い相手と対戦していない」
デビューから7連勝、プロデビューから1年3か月で世界初挑戦を迎える京口については「映像を見たところ、彼は私のような強い選手と拳を交えたことはない。だから早い回で試合が終わっている」と分析。「試合は攻撃的にいきたい。もちろんKOで勝つつもりだ」と続けた。
会見後の練習ではリミットまであと500グラムという引き締まった肉体を惜しげもなく披露。ラスベガスという目標がモチベーションを高めているのか、力強いパンチをトレーナーのミットに打ち込んだ。
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