京口紘人が8戦目で世界王者に、アルグメドに3-0勝ち
2017年7月23日 22時08分
2017年7月23日 19時48分
WBA世界L・フライ級タイトルマッチが23日、東京・大田区総合体育館でゴングとなり、王者の田口良一(ワタナベ)は挑戦者1位ロベルト・バレラ(コロンビア)に9回24秒TKO勝ち。6度目の防衛に成功した。
統一戦の実現をアピールし合っているWBO王者の田中恒成(畑中)が解説席に陣取る中、田口の負けられないV6戦が始まった。
滑り出しはバレラが軽快だった。肩の力を抜いて左右のフックを振り下ろし、田口を守勢に回らせる。すかさずスイッチをして攪乱。田口がスロースターターぶりを発揮してしまったかに見えたが、ラウンド後半、田口のボディ攻撃が炸裂。さらにボディを攻めるとバレラは後退し、いきなり田口がチャンスを迎えてゴングとなった。
ボディ攻撃でKOに結びつける
バレラは3回に攻勢に転じるが、ラウンド後半は田口がロープ際に追い込んで、ボディ攻め。4回は田口がバレラにロープを背負わせ続けて左ボディブロー、左フックを連打。バレラは何とかしのいでいるという状態で、KO防衛への期待が高まった。
打ち疲れたのか、5回にややペースダウンした田口は、6回の後半に再びバレラをロープにくぎ付け。7回は防戦一方となり、たびたび体をくの字に曲げるバレラにパンチを浴びせ続けるが、なかなかダウンを奪うことはできない。
8回終了間際、ホールドで何とか逃れたバレラに対し、田口が9回にロープ際でアッパーからボディのコンビネーションを放つと、主審が試合を止めた。田口は26勝11KO2敗2分。バレラは18勝12KO2敗。
田口&田中「年末に統一戦を実現させたい」
試合後に田中がリングイン。「このクラスでは田口選手が一番スよい。自分は9月に防衛戦があるので、それに勝って、年内に向き合えることを望んでいる。かみ合うと思います」と宣言。田口は「年末にでもやりたい。ファンの方が見ても面白い試合になると思う。期待してほしい」と対戦景気をあおった。
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