“パンチ”山下賢哉がワンパンチKO勝ち、日本ユース
2017年8月22日 20時53分
2017年8月22日 20時40分
8月いっぱいで54年の歴史に幕を閉じるヨネクラジムの最後の試合が22日、後楽園ホールで行われ、所属の溜田剛士(ヨネクラ)が小坂烈(真正)とのフェザー級8回戦に3回終了TKO勝ち。日本ユース初代フェザー級王者となり、名門ジムの有終の美を飾った。
セコンドにヨネクラジムOBの世界王者、大橋秀行会長を入れて試合に臨んだ溜田。序盤からパワフルなパンチを繰り出し、被弾もあったものの、3回終了TKO勝ちを収め、勝利のあとは大粒の涙をこぼした。
試合後には元王者の成田城健さん、西澤ヨシノリさん、松本好二さん、嶋田雄大さん、クレイジー・キムさん、現役の松本晋太郎らがリングイン。お別れのセレモニーが行われた。
OBを代表して大橋秀行会長が「ヨネクラジムからは5人の世界チャンピオン、東洋チャンピオン、日本チャンピオン、新人王と数知れず出ましたが、6回戦も4回戦も練習生もみんなファミリーです。これからみんなでヨネクラ魂を継いでいきます」とあいさつ。ジム閉鎖としては異例となる惜別の10ゴングが打ち鳴らされた。
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