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「いい流れがきている」V1戦間近の久保隼が公開練習

2017年8月29日 17時53分

 WBC世界S・バンタム級王者、久保隼(27=真正)が29日、神戸市のジムで初防衛戦(9月3日・島津アリーナ京都)に向けて練習を公開した。

磨きをかけたアッパーを打ち込む久保

 挑戦者の同級1位、ダニエル・ローマン(27=米国)は久保と同じアマチュア経験者。左のリードパンチで間合いをとって攻め込んでくるタイプとあって、サウスポーの久保はジャブの差し合いで優位に立つように磨きをかけたストレート、フック、アッパーと多彩な右のパンチを山下正人・真正ジム会長のミットに打ち込んだ。

 4月の世界初挑戦で、王者ネオマール・セルメニョ(ベネズエラ)を戦意喪失させて11回TKOで下し王座に就いた久保。今回の試合に向けては淡路島などでしっかり走り込み、体重も調整して防衛戦に万全の備えをしてきた。スパーリングも100ラウンド消化、自身のスタイル確立へ進化を続けている。体重もリミットにあと2キロという。

2日前には同門の山中が世界チャンピオンに

 会見で久保は「前回と変わらず緊張することなく、順調にきています。(同門の)山中竜也も2日前にチャンピオンになり、良い流れで来ているので、僕もその流れの乗りたいと思います」と落ち着いて語った。

 山下会長も「本人も言うようにいつも通りに仕上がっています。相手のローマンはまとまって穴の少ない選手のようだ。山中に続き、ジムのエースの久保も勝って本当の喜びを味わいます」と世界戦連続Vに意欲にあふれていた。

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