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八重樫東が児童施設で講演「何度変わっても夢を」

2017年11月14日 18時21分

 前IBF世界L・フライ級チャンピオンの八重樫東(大橋)が14日、埼玉県春日部市の児童養護施設「子供の町」を訪れ、子どもたちを相手にマスボクシングや講演を行った。

子どもたちと交流し、八重樫も元気いっぱい

 今回の交流は同市でアマチュアジム「Sato Boxing Fitness」を主宰する佐藤賢治さん(元アマ全日本王者)との縁で実現した。「子供の町」からは小学6年生の佐藤仁君が佐藤さんのジムに通っており、「本物に触れる新鮮な機会」(根岸昇施設長)と、25人の子どもたちが八重樫と触れ合った。

 講演では、ボクシングを始めるまで野球やバスケットボールの選手になることが夢だったと明かし「夢は何度変わってもいい。いつかなりたいものが見つかるし、なれるから」と語りかけた八重樫。グローブをつけてのボクシング体験ではもっぱら「殴られ役」に徹して、子どもたちを喜ばせた。

八重樫にパンチ! ボクシング体験は佐藤仁くん

 約1時間ほどの交流を終えた八重樫は「きょうはしゃべるよりも動く時間のほうが多くなりましたが、子どもは動くのが仕事。何かが伝わればいいし、伝わらな くてもきょうの時間が楽しかったとしたらうれしいです」。あらためて子どもたちに「自分の可能性を信じて」と訴えた。

 自身は先月に正式に現役続行を表明してから、まだ再起戦についてはアナウンスがされていない。S・フライ級にアップして4階級制覇――が新たな目標となるが、「相当難しい挑戦だととらえています。ちゃんとした準備が必要ですね」と語り、ジムワークのために横浜市内の大橋ジムへと向かった。

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