坂晃典あすV1戦、大橋健典とパンチャー対決
2017年11月30日 15時48分
2017年11月30日 15時27分
WBO女子世界L・フライ級王座決定10回戦の調印式、計量が30日、日本ボクシングコミッションで行われた。4階級制覇王者でWBA女子世界フライ級チャンピオンの藤岡奈穂子(竹原&畑山)は48.7キロ、ヨカスタ・バジェ(コスタリカ)は48.1キロでリミットの48.9キロをクリアした。
モチベーションを維持するために5階級制覇を公言してきた藤岡がついにそのときを迎える。これまで獲得してきた世界タイトルはWBCミニ・フライ、WBA・S・フライ、WBOバンタム、WBAフライの4つ。試合を前に藤岡は「18年間のボクシング人生の集大成」とこの試合を位置付けた。
今回の試合は10月下旬に宮城、9月にプエルトリコ、10月のコスタリカと話が二転三転してようやく決定。階級の落としての挑戦で「久々にしっかりした減量をした」との言葉通り5キロの減量に励むなど、心身ともにプレッシャーを感じる調整過程となった。
それでもそこは42歳の大ベテラン、「(試合日程は)一番いい形に落ち着いたし、体重を減らして動きのキレは増すと思う」とあくまでプラス思考。無敗のアウトボクサー、バジェを追いかける形を想定しているという藤岡は「10ラウンドはいかないんじゃないですか」とKOによる記録達成を予告した。
藤岡は16勝7KO2敗。バジェは13勝6KO無敗。グローブはメキシコのレイジェスが使用される。コスタリカ勢はアルバロ・ロハスが1975年にガッツ石松に、2012年にブライアン・バスケスが内山高志に敗れており、ベガ・マネジャーは“3度目の正直”を強調。コスタリカ女子選手が日本で試合をするのは初めて。
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